トーナメント表上の各場所の順位を自動で設定
トーナメント表上の各場所の順位は自動で設定され、シードの参加者はその順位が高いところから順番に配置されていくことになります。
参加数が2の累乗(・・、8、16、32、64、128、・・)ぴったりでない場合、参加数より大きい2の累乗に足りない数の分だけ、トーナメント表上の順位が低い方から順番に「bye」(参加者がいないところ)が配置されていくことになります。
トーナメント表上の各場所の順位のふられ方は、
- [通常]
- [テニス公式ルール]
- [1回戦を後方の位置に]
から選択できます。
「シード順位をふるパターン」について[通常]を選択した場合、以下で定めるルールにしたがって、トーナメント表上の各場所の順位が自動で設定されます。
Ⅰ、1つのトーナメント表上の各場所の順位のふられ方
1つのトーナメント表上の各場所の順位は、以下のルールに従って設定されます。
- 一番左上の場所を、1位とする。
- シード順位の高い方が常に勝ち進むことになった場合に、いつも、シード順位のより高い参加者はシード順位のより低い選手と対戦するようにする。
- シード順位の高い方が常に勝ち進むことになった場合に、いつも、対戦相手との位置(番号)ができるだけ離れているようにする。
具体的には次のようになります。
- 1位の場所
- 一番左上の場所が、1位となります。
- 2位の場所
- 1位と決勝戦で対戦する場所で、1位から位置(番号)が最も離れている場所(つまり一番右下)が、2位となります。
- 3位と4位の場所
- 2位と準決勝で対戦する場所で、2位から位置(番号)が最も離れている場所が、3位となります。
- 1位と準決勝で対戦する場所で、1位から位置(番号)が最も離れている場所が、4位となります。
- 5位~8位の場所
- 4位と準々決勝で対戦する場所で、4位から位置(番号)が最も離れている場所が、5位となります。
- 3位と準々決勝で対戦する場所で、3位から位置(番号)が最も離れている場所が、6位となります。
- 2位と準々決勝で対戦する場所で、2位から位置(番号)が最も離れている場所が、7位となります。
- 1位と準々決勝で対戦する場所で、1位から位置(番号)が最も離れている場所が、8位となります。
9位以降も同様にトーナメント表上の各場所の順位が設定されていきます。
Ⅱ、ブロックをまたがっての各場所の順位のふられ方
トーナメント表が複数のブロックに分かれている場合、各場所の全体での順位は、以下のルールに従って設定されます。
- 各ブロックの1位どうしの順位付けは、先頭の方のブロックが順位が高いものとする。
- シード順位の高い方が常に勝ち進むことになった場合に、全体を通して、いつも、シード順位のより高い参加者はシード順位のより低い選手と対戦するようにする。
具体的には次のようになります。
「シード順位をふるパターン」で[テニス公式ルール]を選択した場合は、以下の2点が[通常]の場合と異なります。
- シード順位3位と4位の位置が、通常の場合と異なります。
- 以下のシード順位の位置が、抽選になります。
- 参加数 16の場合:3位と4位の位置が抽選
- 参加数 32の場合:3位と4位、5位~8位の位置が抽選
- 参加数 64の場合:3位と4位、5位~8位、9位~12位、13位~16位の位置が抽選
- 参加数128の場合:3位と4位、5位~8位、9位~12位、13位~16位の位置が抽選
「シード順位をふるパターン」で[1回戦を後方の位置に]を選択した場合は、5番目以降の場所の順位のふり方が[通常]の場合と異なり、2回戦からの出場者がいるトーナメント表のとき(参加者が2の累乗ぴったりでないとき)、1回戦が後方の位置に配置されるようになります。
※トーナメント表の前方から試合をしていった場合に、1回戦で勝った選手に次の2回戦の試合がすぐに回ってきてしまいにくくなります。
トーナメント表上の各場所の順位を、すべてまたは一部の範囲だけ、表示するようにすることも可能です。
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